Inokomochi

亥の子餅

平安時代の宮中では、10月の亥の日の亥の刻に万病を除くとされる亥の子餅を食べる習慣があり、源氏物語の第9帖「葵」にも登場します。その後、茶の湯ではこの日を炉開きの日として、茶菓子に亥の子餅を用いています。鎌倉時代頃からは、多産なイノシシにあやかり子孫繁栄を祈る意味も付け加えられたとされています。

材料 約12個分
  • 餅粉100g
  • 桂皮粉末(又はシナモンパウダー小さじ1
  • 140g
  • 上白糖150g
  • 黒胡麻3g
  • 粒あん(中あん)300g
  • 水あめ大さじ1
  • 片栗粉適宜
 
つくり方
〈準備〉
  • 上白糖をふるっておく。
  • 粒あんを12等分して(1つ25g)、丸めておく。
〈作り方〉
  • 鍋に餅粉と桂皮粉末を入れて軽く混ぜ、水を少量ずつ加えて混ぜる。弱火にかけ、焦がさないように練る。
  • ツヤと透明感のある餅状になれば、上白糖を3~4階に分けて加え、そのつど餅状になるまでよく練る。
  • 仕上げにツヤ出しのみずあめを加えてさらに練り、黒胡麻を加えて混ぜる。
  • 片栗粉を広げたバットに3を取り出し、上からも片栗粉を振りかけ、切り分けやすいように四角にに形をととのえて粗熱をとる。
  • 5分ほど生地を落ち着かせたら、カードを使って手早く12等分に切り分ける。
  • 生地の内側の粉を払い、粒あん玉をのせて包み、形を楕円にととのえる。
Header Image
  • 頂く直前まで手粉(片栗粉)をつけておいたほうが、乾燥を防ぐことができます。直前に刷毛で払いましょう。
  • ごまの代わりに漉し餡をいれる作り方もあります。※
  • 焼きごて(ない場合は鉄串)を熱し、生地の上部に3本の焼め目をつけると、亥の子らしくなります。※

    豆知識:HP『亥の子餅 花橘亭~源氏物語を楽しむ~』『亥の子餅の特賞・歴史・味 和菓子の季節.com』『源氏物語にも登場。亥子餅に込められた願いとは 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!』を参照

    レシピ:清 真知子 つくってみたい茶席の和菓子12ヶ月 淡交社 平成29年

    ※注は、全国穀類工業協同組合で記載