4全 穀 発 第38号
令和4年 4月25日
組合員 各位 様
全国穀類工業協同組合
ミニレター(4−4)
今号では、4月11日(月)に開催された会計監査、4月13日(水)〜15日
(金)に開催されたFABEX-お米未来展2022-への新米粉部会の出展等につい
て、下記の通り報告いたします。
記
1会計監査(先にお送りした通常総会資料を参照)
(1)第63期(令和3年度)決算財務諸表について
令和3年度決算について、損益計算書に基づき説明。今期は、大手2社の
加入等から、収入は29,338千円、支出は会議等のWeb開催等経費の節減
に努めたものの、PCB処理に係る高圧受電から低圧受電への変更工事費負担等
が発生したため、29,133千円となり、税引前当期純利益金は205千円とな
った。これにより法人税が601千円発生し、当期純損失金は396千円とな
り、当期末純損失金は247千円(前期からの繰り越金148千円+当期純損失
金395千円=▲247千円)となるため、積立金から40万円を取り崩し次期
繰り越金は152千円(400千円+▲247千円)とする損失金処分案及び財産
目録等について報告。
また、監査資料として提出した、銀行口座預金残高証明書(令和4年3月
末現在)、総勘定元帳、出入金及び振替伝票(領収書、請求書)及び現金残高(令
和4年3月末現在)等について監査を実施。計上した金額については、監査資
料と符合しており、間違いのないことを確認。
更に、アスト税理士法人から、令和3事業年度分の税額601千円等につい
て説明があった。
(2)第64期(令和4年度)収支予算(案)
第64期の収支予算(案)について、昨年度大手2社の加入、及び年度末に
2社の脱退があったものの組合費は、1,530万円程度となること及び、賦課金
収入については、コロナ禍にあって昨年実績と同額程度の28,871千円の収入
を見込む、一方、支出については、経常的経費や旅費等を節減し、収入見込み
額とバランスさせ収支予算(案)を作成していることを報告。
監査結果の意見として
@決算財務諸表は、組合の財産及び損益の状況の全ての重要な点に於いて、
適正に表示している。
A損失金処理案は、法令及び定款に適合している。
B事業報告書は、法令及び定款に従い、組合の状況を正しく示している。
として、監査報告書に記名、捺印を頂いた。
2 FABEX-お米未来展2022-の報告
4月13日(水)〜15日(金)まで東京ビックサイトでFABEXが開催され、当
組合からは新米粉部会が出展しました。本年度はお米未来展2022も同時開催さ
れ生産者団体、卸及び加工品等の製造者等多数参加していました。
新米粉部会のブースでは、部会員各社の製品展示、米粉に関するパネル展示、米
粉製品製造の映像での紹介、米粉パンフレット及び米粉クッキーの試食品配布並び
に部会員各社による展示説明が行われ活況を呈していました。
特に、小麦の国際問題を背景とした価格の高騰やグルテンフリーへの対処から、
ブースへの訪問者は引きも切らない状態で、米粉に対する関心の高さが伺えました。
なお、当日配布したパンフレット及び米粉製品製造の映像について配布いたしま
す。(パンフレットについては本ミニレターに添付、映像については後日DVD化し
て配布いたします)
3 その他
(1)「ロシア連邦関係者に対する資産凍結等の措置等について」(4月12日閣
議了承)
措置内容
@資産凍結等
ロシア連邦関係者(398個人・28団体)に対し支払い規制及び資本取
引規制。
Aロシア連邦向けの新規の対外直接投資の禁止
Bロシア連邦からの一部物品の輸入禁止
アルコール飲料、木材(チップ、㋟及び単板)、機械類・電気機械。
その他ご不明な点は、農林水産省輸出・国際局国際地域課新興地域グルー
プロシアNISチーム(TEL03-3502-5926)にお問い合わせください。
(2)食品業界におけるコンプライアンスの徹底について(別紙1参照)
(コンプライアンスに関する取り組み状況調査結果)
毎年秋に実施されている表記調査については、組合内の結果についてミニ
レター(3-12)でご報告しておりますが、食品業界全体の状況について調
査結果が農水省より公表されましたので報告いたします。
(3)全国穀類工業協同組合通常総会開催年月日等について(別紙2参照)
令和4年度通常総会の開催も間近となりました。前号でご案内いた
しました通り、今年度もコロナ禍により3年続けてのWeb(ZOOM)
主体となります。
ここに、組合創立以来の通常総会の開催年月日、主催支部及び開催場
所を整理いたしましたのでご参考までに報告いたします。
以上
ミニレター 73