4全 穀 発 第21

                           令和4224

組合員 各位 様

                           全国穀類工業協同組合

 

            ミニレター(42

 

  今号では、222日(火)開催された正副理事長会について、下記の通り報告

いたします。

 

                  記

 

 正副理事長会の報告

 1)今後の会議開催スケジュール

    @農水省と加工団体との意見交換会

       開催日時:令和4228日(月)1300

       開催場所:穀粉会館2階会議室

       開催方法:対面

       参加者:農水省、酒組、米菓組合、菓子組合、味噌、穀類

       議 題:MAUS米の価格高騰、コメの需給事情

    AR3FY3回理事会

        開催日時:令和4328日(月)1500

             (1300〜監事監査(業務関係)を実施)

       開催場所:組合会議室

開催方法:対面及びWeb

       議   題 :通常総会提出議案等

     BR4FY1回監事会

        開催日時:令和4411日(月)1500

        開催場所:組合会議室

        開催方法:対面(理事長、アスト税理士法人2名、監事2名)

        議  題:R3FY会計監査及び4FY予算

    C新米粉部会によるFABEXへの出展

       開催日時:令和4413日(水)〜15日(金)

       開催場所:東京ビックサイト

       DR4FY通常総会

       開催日時:令和4512日(木)1400

       開催場所:組合会議室

       開催方法:対面及びWeb

 2R4FY通常総会の持ち方

     通常総会の持ち方については、冒頭20分程度を研修会とし農水省担当官

を講師に「用途限定米穀の適正流通の確保」について研修会を行い、以降通常

総会に切り替え、議案の審議及び役員解散を行うこととなり、例年、同時に開

催している宣伝委員会及び新米粉部会は開催しないこととなった。

         

3PCB処理関係

    @穀粉会館の受電方法(高圧⇒低圧)の変更工事

            変更工事については(令和35月〜8月低圧受電工事≒150万円高

圧受電の廃止等に伴う東電の工事≒100万円)計250万円

    APCB含有変圧器等の処理工事

低濃度PCB含有変圧器(2台)、不要となった変圧器(2台)及びコン

デンサー(1台)計5台の処理(12月処理代金105万円―東京都助成

25万円)計80万円

上記合計330万円の工事代金については今年度支払済み。(令和3年度の予

算作成段階では、金額が確定していなかったため予算計上していない)

    

 4)米粉製造量の推移(別紙参照)

    @米粉製造量等の推移

      米粉等製造量は、昭和45年から当時の食糧庁が悉皆調査を実施し、製

造量を把握するようになり、以後、調査主体は民間事業者に引き継がれ、

平成22年以降は(社)食品需給センターが実施している。

      米粉製造量は、昭和45年からデータが残るが、その公表値は昭和46

年〜55年までは千d単位であり(調査初年の昭和45年はd対いまで公

表)77千d〜97千dと年により大きく乖離している。

      以後、製造量は昭和61年まで高度経済成長期には横ばい状態で推移し、

翌昭和62年頃からの高度経済成長の終焉に反し増加に転じ10万dを

超えるようになり、平成11年にはだんご3兄弟のブーム到来により、

135千dのピークに達したが、以後一転し減少に転じ、直近の令和3

では88千dと、昭和5758年、平成2326年当時と同水準となっ

ている。

      また、全体の製造業者数は、昭和54年の321社がピークとなってお

り、組合員数は昭和63年の188社がピークとなっている。

(組合結成時の昭和25年には207社、翌26年には211社、昭和32

年には27社にまで減少、組合再結成時の昭和34年には122社)

 

    A直近の製造量(別紙参照)

      コロナ禍にあるR元〜3年米粉製造量は下表の通りであり、コロナ禍

の始まった令和元年は対前年比マイナス3%、同2年はほぼ横ばいとな

り、令和3年(暦年)は▲6.7%マイナスの約85千dと、近年では9

dを大きく割込むこととなったが、R29月〜310月まで14

月続いた対前年同月比マイナスであったものが、昨年末の1112月は

対前年比プラスに転じている。

      組合員の製造量は、R元〜2年は何れも対前年比▲3.8%、▲4.1%の

マイナスとなったが、R3年は同横這いと全体より早い回復を見せている。

 

     @全体製造量の推移                (単位:d)

暦年

うるち米製品(対前年比)

もち米製品(対前年比)

計(対前年比)

R

74,35(▲3.4%)

16,828(▲1.0%)

91,179(▲3.0%)

R2

75,447+1.5%)

15,629(▲7.1%)

91,076(▲0.1%)

R3

69,60(▲7.7%)

15,359(▲1.7%)

84,964(▲6.7%)

     ※R2 9月〜R3 10月まで14か月間対前年同月比▲で推移

 

     A組合員製造量の推移               (単位:d)

暦年

うるち米製品(対前年比)

もち米製品(対前年比)

計(対前年比)

R

25,637(▲4.1%)

10,473(▲3.1%)

36,110(▲3.8%)

R2

25,471(▲0.6%)

9,158(▲12.6%)

34,629(▲4.1%)

R3

25,540+0.3%)

9,1620.0%)

34,702+0.2%)

 

 

 

以上

 

                              ミニレター 71