2全 穀 発 第52号

                            令和2年 61日

組合員 各位 様

                           全国穀類工業協同組合

            ミニレター(2−5)

  今号では、5月14日(木)に開催された令和2年度通常総会、61日(月)

に開催された理事会及び日本米粉協会の動向等について、下記の通り報告いたしま

す。

 

                  記

 

1 令和2年度通常総会について

    本年度の通常総会は、コロナ禍による緊急事態宣言下で、かつてない異例の

展開となりました。

    このような下で、組合員各位には提出議案の審議に迅速にご対応いただき有

難うございました。議案に対する表決では

@第1号議案(第61期事業報告書、第61期決算財務諸表)

     A第2号議案(第62事業計画(案)、第62期収支予算(案))

     B第3号議案(経費賦課徴収方法に関する件)

     C第4号議案(借入金残高の最高限度額並びに組合員に対する事業資金貸

付残高の最高限度額及び貸付利率決定の件)

     D第5号議案(加入金決定の件)

    いずれの議案についても「否」とする者はなく、承「諾」となりました。

 

     E第6号議案(任期満了に伴う役員改選の件)

    につきましては、総会当日までに役員の推薦及び立候補者は皆無であったこ

とから、定款に則り、直ちに以下による指名委員会を組織し、検討いただい

たところ、新役員候補者として10名が指名され、この新役員体制について、

その「可」(信任)「否」(不信任)について意向を把握したところ「否」とする

者はなく、この10名が新役員として当選人となりました。

 

役員選考委員会委員名等

ブロック名

所属

氏名

東日本ブロック

和田商店

和田 知成

 

群馬製粉

◎山口 博之

中日本ブロック

富士穀粉

重森 正樹

 

片山製粉

片山 清司

西日本ブロック

株上万糧食製粉所

栗栖 恭一

 

火之国食品工業

鷲尾 新治

 ◎は選考委員長

 

    また、6月1日に新役員による理事会が開催され、理事長、副理事長3名、

専務理事及び監事2名を選任したところ、以下のような結果となりました。

    なお、役員の任期は、令和2年(2020年)6月1日から令和4年(2022

年)5月末日までとなります。

 

          全国穀類工業協同組合の新役員体制

 

役職名

氏名(会社名)

理事長

副理事長

副理事長

副理事長

専務理事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

武内 秀行  (みたけ食品工業且ミ長)

山口 博之  (群馬製粉且ミ長)

吉村 龍一  (吉村穀粉且ミ長)

鷲尾 新治  (火乃国食品工業且ミ長)

中島 宣明  (   −   )

黒田  勝   (日の本穀粉鰹務)

山田 雅史  (叶X田泰商店社長)

増田 裕典  (増田製粉且ミ長)

川井  光弘  (川光物産且ミ長)

八木  伸介  (潟Aルトス社長)

10名(理事8名、監事2名)

 

2 理事長退任挨拶(別紙参照)

    今期限りで、黒田理事長、中嶌副理事長、片山理事及び淡路監事の4名が役

員を退任することとなりました。いずれの方々も、組合運営に長らく携わり

   諸課題に対処し、組合の地位向上にご尽力頂きました。長年のご指導に感謝い

たしますとともに、今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

    退任に当たり、黒田理事長より、本来ですと総会の席上皆様に拝眉の上、親

しくご挨拶申し上げるところ、異例の総会となりましたので、長年のご支援に

対する感謝・御礼の挨拶を別紙のとおり申し上げます。

 

3 日本米粉協会の動向(資料1(1)1(2)1(3)参照)。

    【通常総会】

      5月22日(金)書面により開催された令和2年度通常総会において審

議された、第1号議案(令和元年度事業報告について)、第2号議案(令和

元年度収支決算報告及び監査報告について、第3号議案(令和2年度事業計

画案について)、第4号議案(令和2年度収支予算案について)については、

すべて承認されました。(資料2(1)参照)

 

【米粉協会事務局の見直し検討】

512日(火)次期事務局選任検討会を立ち上げ検討開始。この結果

@米粉の需要増加が期待できる中で、日本米粉協会の重要性は増すこと 

から、事務局機能の継続は必要とのことで一致。

       A今後、事務局を担っていく組織。団体としてJAグループ、全国穀類

を推す意見が出され、JAグループからは、「事務局を全中に置き業務

を担う体制を検討したい」との表明があった。

      B令和3年度に新たな事務局体制に移行できるよう、次回以降の検討

会で詳細を詰めていくこととなった。(資料2−(2))参照)

 

【ノングルテン米粉製造工程管理のJAS規格化】

410日開催の認証委員会に最終案が出され、以降各委員間でメール

による意見交換を経て成案となる。今後、農水大臣に威嚇の規定について

委申し出を行い、JAS調査会、パブリックコメントを経てJAS規格化

が実現する。(資料2−(3)参照)

 

4 お知らせ

    (1)持続化給付金のお知らせ(農水省=資料2参照)

 

     (2)職場における新型コロナウイルス感染症への感染予防・健康管理の強化に

ついて(厚労省=資料3参照)

 

 

以上

 

                              ミニレター㊿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(別紙)

   退任挨拶

 

 コロナウイルス禍は社会の大混乱や経済活動の停滞を招き、世界は混沌とした様相

を呈し当業界においても巣ごもりに伴い業務用を中心に需要が大幅に減退する等、そ

の影響が顕著となっておりますが、一日も早く旧に復することを願っております

 さて、かねてご案内の通り、皆様の協力の下514日に通常総会を開催し、一区

切りついたところでありますが、本年度の総会は任期満了に伴う役員の改選期に当た

りこれを機会に組合役員を退任させていただく決断を致しました。

顧みますと、組合役員を36年間、青年会の活動を含めるとなんと半世紀以上、50

有余年間の長きにわたり組合の運営等に関わらせて頂きました。

この間、様々な問題・課題への対処、組合の存亡の危機とも、なった不祥事への対

応等その都度皆様のご理解・ご協力を得て全力で取り組んで参りましたが、その運営

は必ずしも皆様の満足いくこととはならなかったかも知れませんが、ご容赦の程お願

い申し上げます。

今般の役員改選は、次の世代にバトンを渡す機会であり役員体制も若返りが図られ

組合運営は新しい時代に入っていきます、次の世代が難局を乗り越え、業界を発展さ

せていってくれることを期待しております。

本来ですと、通常総会冒頭に理事長挨拶で退任のご報告とお世話になった御礼を申

し上げるところでありますが、冒頭申し上げた通り異例の総会となりましたので、紙

面をお借りいたしまして50有余年のご支援とご厚誼に深謝申し上げますとともに、

組合員各位のますますのご繁栄を祈念しております

 

令和2531

                            全国穀類工業協同組合

                               理事長 黒田 寛

全国穀類工業協同組合

 組合員 各位 様

 

 

以上