31全 穀 発 第 42号
平成 31年 4月 12日
組合員 各位 様
全国穀類工業協同組合
ミニレター(31−4)
今号では、3月27日(水)に開催された理事会、米粉講習会(米穀機構主催)
及び「米穀の買入れ、販売に等に関する基本要領の一部改正」等について下記の通
り報告いたします。
記
1 理事会報告
3月27日(水)に開催された平成30年度第5回理事会の議事、決定事項
等以下の通り。
(1)理事長挨拶要旨
・平成最後また年度末のお忙しいときにお集りいただき感謝。
・米粉の需要先である、和菓子業界は繁忙期に入っている、米粉の需要拡
大するよう期待している。
・後程説明があるが組合の運営収支は、今年度も何とか黒字を確保するこ
とが出来た、皆様のご協力に感謝する。
・種々課題が山積し難しい時代となっているが課題解決のため皆様の一層
の御協力をお願いする。
・本日は協議事項、報告事項等多くあるが、スムーズに議事が進行するよ
う協力をお願いする。
(2)協議事項
@令和元年度通常総会提出議案について
5月9日開催の通常総会へは、第1号議案第60期(平成30年度)事
業報告、第2号議案第61期(令和元年度)事業計画(案)、以下定款に基
づく決定事項として第3号議案(経費賦課徴収方法=定款第16条関係)、
第4号議案(貸付金残高の最高限度額及び貸付利率=定款第42条関係)、
第5号議案(加入金決定=定款10条関係)の計5議案について通常総会
に諮ることが全員異議なく了承された。
1号議案のうち平成30年度の収支見込については、税引き後、約160
万円の利益剰余金が発生する見込み。
2号議案のうち来年度の収支予算規模については、組合費、賦課金等を据
え置くこととし、本年度とほぼ同規模とすることを説明している。
(1,2号議案ついては4月11日、監事及び顧問税理士による
業務、会計監査が実施されました。)
また、通常総会においては議案の審議の他に、理事の交代(八木信二氏→
八木伸介氏=社長交代による変更)についても諮ることが全員異議なく了
承された。
AHACCP手引書の説明状況について(資料1参照)
HACCPの国による検討状況
ア、制度化の実施年月日(政令で規定するが、現在検討中、但し2021
年6月までには実施不可避)
イ、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の実施対象者は、1つの
事業所において製造・加工に従事する者の総数が50人未満の者
とする方向。
ウ、営業届出業種(米粉製造はこのカテゴリー)の者は、「食品衛生責
任者」を定めることが必要。食品衛生責任者は、知事等が行う講
習会の受講が必要。
エ、営業許可制度(指定34業種の拡大)営業届出制度の創設
等について説明。
また、当組合のHACCP手引書の組合員への今年度末までの説明状
況は、64社に対し説明を終了しており、残り19社については来年度
(令和元年度)に説明を行う旨説明し、全員の了承を得た。
B記念事業等実施に係る準備委員会の設立について
70周年・青年会50周年の記念事業等の検討のための、準備委員会委
員の人選について諮ったところ、
委員長:黒田理事長
委員(東日本):川井理事
委員(中日本):山田理事
委員(西日本):鷲尾監事
事務局 :中島
青年会委員 :八田(みたけ食品工業)、石田(群馬製粉)
以上7名により構成されることとなり、2019年度〜2020年度の理
事会の前に委員会を開催し、具体的な検討を行うこととなった。
(3) 報告事項
@日本米粉協会の動向(資料2参照)
配布資料に基づき、ノングルテン米粉を使用した加工品(ノングルテン
米粉の含有量51%以上で小麦グルテンを使用しないもの)の日本米粉協
会への登録が今秋以降開始される見込みであること、加工品は認証でなく
登録としたこと及び加工品の登録申請の際には、日本米粉協会の実施する
講習会の受講及び会員となることが必要となる当について説明。(ミニレ
ター31−3です既に報告済み)
A2019年度通常総会開催時のタイムスケジュール(資料3参照)
配布資料に基づき、5月9日(木)通常総会開催に附帯する各種会議の
開催や、開催会場について説明。
B短冊ポスターの作成について(資料4参照)
配布資料に基づき、前回開催(1月10日)の理事会において了承され
た、短冊ポスターの印刷状況、販売価格及び販売部数等について報告。
前回、検討事項とされた短冊ポスターについて、店舗スペースや時代に
合わせ小型化することについては、和菓子協会と打合せ等した結果、同協
会では、小型では目立たないとの指摘があり、短冊ポスター(当組合とほ
ぼ同サイズ)に、今年から変更している旨報告。
C内閣府からの要請(資料5参照)
「2020年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請につい
て」を資料として配布し、協力方要請した。
2 米粉講習会(資料6及び7参照)
3月27日(水)米穀機構が主催した米粉講習会においては、農水省作成の「米
粉をめぐる状況」(資料6)に基づく情勢報告及び「空飛ぶパン!!〜新規用途米粉
の開発から米粉パンANA採用までの流れ、そして米粉のこれから」(資料7)
と題し、コスモバイタル鰍ゥらの講演がありました。
以上
ミニレター㊲